和歌山観光 熊野三山バスツアー 2019.6.4
6/4 和歌山観光の最終日は、熊野三山バスツアーです。もちろんクルマでも行けますが、ツアーは移動が楽、何よりいろいろな観光情報を教えてもらえるので、熊野交通の熊野三山バスツアーに参加しました。
最初は、熊野本宮大社です。
ここは明治22年に大洪水があり、社屋の一部と大鳥居だけ残して、山の上に移築されました。階段を160段ほど登ると、社屋があります。移築前の建物を再現しているようです。
大鳥居は大斉原(おおゆのはら)と呼ばれ、高さ約40mあり日本一大きな鳥居だそうです。平安〜鎌倉時代は熊野詣でが盛んで、後白河上皇はなんと34回もこの地を訪れたそうです。
次は熊野速玉大社です。ここは新宮市内の町の中にあります。摂社 (速玉大社の支店?)神倉神社は山の上、階段600段登らなければなりませんが、幸いここ速玉大社でも社屋あり、拝むことができました。神倉神社の歴史は神話時代に遡るとのこと、熊野三山よりはるかに歴史があるそうです。
次は熊野古道の入口、大門坂に寄りました。熊野古道は本宮大社を中心に広がっています。ここは新宮にあるので東側から本宮大社に向かうルートになります。昔の人々はこんな道歩いて、信仰の地に向かったんですね。
最後は熊野那智大社です。まず那智の滝を見て、次に500段の階段登って本殿に行きました。もともとは那智の滝にあった神殿が移築されたらしいです。すぐ横に青岸渡寺があります。神様と仏様が仲良く並んでいます。
熊野信仰が盛んだった平安-鎌倉時代は日本古来の神道信仰と聖徳太子の時代に入った仏教との位置付けに苦労したらしいです。神様である天皇が仏様を拝んだんですから、、仏様は神様の上?になってしまいます。結局、江戸時代までは神様と仏様は同じという解釈になったようです。
バスツアーを午後3時に終え、一気に名古屋まで200km 帰りました。ここでも愛車のシートは絶好調、なんの痛みもなく帰宅できました。
今回、クルマで移動し現地バスツアーに参加するというやり方、なかなか良いです。次回もこのパターンでやってみようと思いました。
帰宅途中、友人からLINEで松本峠に行くようにすすめられました。
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熊野古道伊勢路は松本峠までが沢山の峠越えをしないといけないため巡礼中死んでしまう人も多かったようです。
最後の峠、ここから七里御浜を歩いて熊野詣となる場所です。
http://www.kodo.pref.mie.lg.jp/course/17.html
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松本峠は新宮市と尾鷲市の間にあります。次回は是非訪れてみたいです。